無料は手抜き 非コミット
結果にコミットで有名なライザップですが、ライザップは約2ヶ月で30万程度の費用がかかるようです。
ここから分かるように、身銭を切る方が結果にコミットするようになります。というのは、払った金を無駄にはしたくないという当たり前の心理が生まれるからです。
これは普段の仕事にも言えることです。
経営者が常に仕事や会社のことについて考えているのは、身銭を切って従業員に給料を払い、事業をまわしているからです。
ところが普通のサラリーマンはどうでしょうか。どこか手抜き感があり、自身の給料さえ確保出来れば、あとはトコトン楽な道に走りがちです。
全員がより良い方向へという意識を持ち、自己犠牲の精神を持っているサラリーマンはほとんどいません。
経営者とサラリーマンの差はやはり身銭を切っているかどうかにあります。
ちなみに、飲み会などで後輩にたくさんおごるようになると、その後輩に期待するようになり、仕事のイロハを教えるようになりますが、これもこの身銭を切る理論の話が当てはまっています。
何を優先するかはその人次第ですが、とにかく本気になったら身銭を切って活動する事で、結果が出るのが早まります。
またお金同様に時間に関しても、短時間や1日に占める時間の割合が小さいもの、短期間でというものは、大体手を抜きがちになるので、非コミット。
恋愛なんかでも、付き合うまでの期間やセックスに至るまでの期間が短いと、互いにこだわる理由がない為、ぞんざいに扱いがちになりますし、バイトなどでも入って1週間くらいで嫌なことがあれば、すぐやめたりする人がいます。
でも、そこまでの過程に時間を割いていると情が生まれていたり、こだわる理由が出てくるはずなので、懸命になり、結果的に良い方向へ導かれるはずです。
短時間や短期間、無料のものに愛着がわかないのはやはり非コミットだからです。
自身の中で不要と思ったからコミットしなかったのであれば問題ありませんが、そうでなければ全力でコミットして行ったほうがいいです。
うまくいってる人は、ギブアンドギブの精神がありますが、このギブは自身を差し出す事です。
金銭や時間、体力などをひたすらその物事に差し出し、コミットさせています。
成功の秘訣は、やはりこのコミット力にあるかもしれません。